農村という場が今はなくなりつつある。
スマホという道具で
皆が全国世界中の情報を取り入れ
知識を増やし知ったか族がぞくぞくと
増えていく世界観。
少し古いが、女たちの会話を思う。どこの大学に入ったとか、
どこの会社に入ったとか、誰々さんは出世しただとか。
お茶を飲みながら噂話をするのが
女のサガなのか。
こうした対話のせいで日本社会が疲弊してきたのではないか。
女性は熟年になると面の皮が厚くなる。
厚くさせるのも、子供を通じ、家庭を通じ、
背負うものが無責任にも関わらず、
自分を誇示できる立場が作れるからだ、と。
この構造は日本人にとってどうしたらいいのだろう、と。
女の性質は男の性質よりも図太いことを
年を経るごとに感じている。
可愛いおばあちゃんは皆無で
可愛いおじいちゃんが存在するのは納得するこの頃。