スマホという便利な携帯電話を
肩身離さず暮らすようになって、たったの数年。
なぜ、そこまでコミュニケーションとやらが、必要になったのであろうか。
人間は、孤独という状況を恐れる、貧しさという惨めさを受け入れられない、
そんな、拒絶心理は、どこからくるのか。
そうした問いを己の心に問うとき、逃避や依存という自律できない
心の癖を自らが、気付くに至るのではないか。
ひとりの人間がこの地球の摂理で生きるのと、
ひとりの人間がこの人工社会のルールで過ごすのとは、
まったく、異質な生き方になる。
前者の地球の摂理で生きたいと、
切望する性質の人間であることを
なぜか常々想う。