雪とは何か。
生活を阻害する自然現象なのか。
豪雪地帯は厄介な生活を強いられているのか。
西洋発祥の冬のスポーツのための道具なのかィ??と。
その環境で暮らす者にしか解らない苦労。
それを知らないワタシが知ったかぶりなことを
言うのはまずいかもしれない。が、
積雪が被害になってしまうのは、
自動車(欧州発明)のためその産業のための、
生活空間だから、ということを改めて
今回の豪雪で感じたことだった。
(自動車産業に偏らざるを得ない、偽ユダ国際金融支配下の日本)
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ワタシは想像したくなる。
冬山に雪が積もる銀世界の美しさを。
春を待ち冬眠する動物たちの寝顔、そして寝息を。
雪景色の中で舞い飛ぶ、小鳥の鳴き声が透明に切なく
響き渡る静謐なる冬空を。
山々に、森に、雪が積もるのは春に芽吹く草木の
種を育むのに、毛布のごとく温度を保っている。
あるいは、種が芽吹くまで、乾燥しないよう、
雪は苗床を守っている。
雨と違って雪は、ゆっくり解けていくから、
じわじわと地中に沁み込み、地下水をより豊かに育んでもいる。
聞いた訳でもなく、山を見て雪を感じれば、
誰にでも肌で解ってくることだろう、と。
自然の現象はひとつも無駄はないのに、美しく温かい。
命を育み、多彩な旅をした水のお陰で、
また、人の食べ物も生み出されてきた。
たくさんの生物の命を守ってくれてきた。
自然を思うと、泣けてくる。
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今の日本の地下水は、生物を育む水を横取りするかの如く、
ペットボトルや宅配ウォーター生産のための水と化した。
工業生産のために、長い旅を経た美しい水が、いきなり汚水と化す。
ゴルフ場だ、スキー場だとカネのために、
神聖なる雪、水の旅と質を穢してきた、戦後日本の政治経済。
人間と同様、循環が壊れ続け、それは加速の一途を辿っている。
なぜ、人工世界では無駄を排除する程に、
冷酷さをワタシは感じるのか。
命は感情と共にあることを忘れさせる、奇怪な空間。
カネで、命が消耗される世界。
それは、不自然だから。
西洋礼賛、人工社会を仕掛け続ける偽ユダは、
私たちの本物の知恵をも奪おうとしてきた。
いや、すでに奪われている。
TVやPC、あらゆる工業製品、AIという家畜用の陳腐な遊具で。
コンクリートの塊の巨大な建造物や金属の乗り物で。
偽物の歴史やエゴに依る虚言情報で。
肉体も精神も鈍化し、現代日本人が転がるように
阿呆になり続け…。
私たちの先祖は、
自然を生かし、生かされる、生き方だった。
知恵は自然から地球から、育んで頂くものだった。
ゆっくりでも真実の成長を体現していた。
が、自然の民は、人工種由来の偽ユダの黒い欲望・暴力で、
白い雪は、ヘドロをあらゆる場に噴霧されるが如くであった。
科学礼賛の人工社会の中でせめてこの先、喩えるなら、ヘドロ(偽ユダ)を
浄化する知恵を生活者が、身につけていくことではなかろうか、と。
海に囲まれ山々がせまり湿度が高くなるこの国の地形。
それ故に、積雪量が世界で最も多いらしい。
豪雪地帯で多くの人が暮らしている地域は、比類を見ないという。
更に思うのは、度々記すK氏説によると、
超太古の地球には、月がなかったから、
地軸が現在の角度と違い、温暖〜亜熱帯の惑星で、
地球が湛える水も現在の1/3だったという。
高地を思えば、超太古にも雪がなかった訳ではないだろうが、
約一万五千年前。仮説として、
彗星(月)の水(氷)が、地球に莫大な量をもたらしたという。
ただし、地球の自然界に存在する水の周波数(振動数)が、
生物が内包する生体水と異なってしまった、とも聞いている。
(重力・引力…地球質量の変化)
一般的な地球史とは違う説を聞き、ワタシはそれを信じている。
あにはからんや、天体の変化のひとつであろう豪雪も、
自然の摂理。その産物は、植物や動物の生態を
多様、多彩にしたことも、想像できる。
雪のお陰で豊かな森、生物、地下水が育まれる。
島国ゆえに、繊細な生態系、精妙な自然循環でもあろう。
そして、雪国の人たちの培った自然からの知恵、
春を心待ちに堪える内なる強さは、ほんとうの
倭の国を根底で支えてきたのではないだろうか。
はてさて…。
たとえ、人工気象兵器の災害であっても、
多くの人が共有する潜在的な集合意識による現象と思えば、
いとをかし…?
自然現象のひとつとなるのかならぬのか…。