ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

玄米菜食をして8年ほど。
それ以前、私は煙草を吸っていた。
家族の病をきっかけに止めたのだが。
不覚にも、半年前にまた吸い出してしまった。
健康に気使っているはずが、何にもならない。

更に放射能汚染の危険も囁かれる今の煙草。
節制食生活の玄米菜食のストレスか?!

まったくもって本末転倒である。

ストイックさもほどほどにしないと心のバランスを崩すだろうか。

いや、他に理由があるのは判っているが

それは心に納めておこう。(苦笑)
家族に責められながらこの半年。ちょっといじけている。
ああ、止めるよ、頑張る。と言いながら、また
吸ってしまう自分の弱さ。まずは、自責を止めることから…か。

という訳で喫煙するようになってしまった愚か者。
しかし、横道?裏道だって「どんなことでも発見はある」が信条の
私としては転んでもタダでは起きたくないので、
気付いたことを書いておこう。随分言い訳がましい前置きだ。


ところで先日、知人と家人私で久しぶりに居酒屋へ行った。
普段は朝は果物、昼夜は玄米か分搗き米かそば。
味噌汁、煮物、和え物やサラダなど中心の食事で、
揚げ物は食べないことにしている。

が、その時はうっかり、安価さも手伝って
唐揚げやらポテトフライ、ゲソ揚げ…と
揚げ物ばかり注文してしまった。

以前は日常的に揚げ物もしていたが、
ここ5年めったに揚げ物を作らなくなった。
世間一般の主婦が聞いたら、私は怠け者主婦となるところだが、
食について色々考えるようになって、揚げ物は明らかに「毒」の類で
あることが解ってきて、ごくたまにサツマイモやかぼちゃのてんぷらか、
大学芋などをわずかな油で揚げ、あるいは揚げ焼きにしている。
少量で揚げるから残らず、保存は不要だ。


おそらくは・・・果菜食がルーツの霊長類にとって、
基本的には抽出された油の摂取は不自然だ。
まして「加熱油」は体に与えるダメージは大きい。
揚げ物が好物の人は生活習慣病の可能性が高いようにも思われる。
よって避けるに越したことはない。
しかし、何十年食べていたものを一切食べないという
厳格さも、私にはないので外食の時だけ
気が向いたら選ぶ、という訳で先日思いがけず、
多めに食べちゃったのであるが…。


翌朝、明け方寝床で急に咳が出てきた。
ああ、やっぱり煙草のせいだ。半年せっせと吸ってきた当然の報いだ…。
天井を見ながら罪悪感に苛まれ、また咳き込む。
アホである。

と、その時去年出会った年配者がひどく咳き込んでいることが
頭に浮かんできた。その人は揚げ物をよく料理する食生活の話をしていた記憶。
他にも揚げ物が多そうな食生活の人で、激しく咳き込んで
いたことを思い出した。喫煙者ではない。

そういえばこの十数年くらいか、
街で咳をしている人が多くなっているのが気になっていた。

思い出すと半年間、煙草を吸って咳き込むことは少なかったが、
今朝に限ってひどく咳が出たのは、もしかしたら
揚げ物を多く食べたから…かもしれない、と思い至った。

最近、大量に売っている食用油は、菜種油、大豆油、コーン油…
すべて遺伝子組換だ。居酒屋などでそれを使っていないはずはない。
家庭でも消費する油が安価に越したことはないから、
危険性に関心がない人はそれらを手にするだろう。

コンビニ入口辺りには盛大な唐揚げの広告。
レジ横で揚げ物を販売している。
夕方、学生らしき若者や疲れた様子の仕事帰りの人らが
コンビニ前で、揚げ物をほうばっている姿を見かける。

大量生産されるそれら食品は衛生の安全だけで、
決して素材の危険性など考慮されていない。
実験ラットが3か月間は発癌が無いとして、
安全をうたう遺伝子組換食品。しかし、4か月過ぎると癌化して
2年経過し驚くほど大きな腫瘍を持ったラットの写真を
目にした人もあるだろう。

揚げ物炒め物が多い中国では女性に肺がんが多いとも聞いている。
なぜなら、料理しながら揮発する油を吸い込むからだという。
先述の咳き込んでいた人たちも女性だった。
食べるだけでなく、酸化し揮発した揚げ油も吸い込んで、
悪影響を及ぼすことも気を付けた方か良さそうだ。


煙草が原因で、煙、気管支、肺 咳というイメージがあるから、
まさか、遺伝子組換の酸化「油」が原因という発想は、無理があるだろうか。
医学的な知識がない私では、咳と胃腸に運ばれる酸化油との
因果関係を説明することは容易にできないのだが、
経験的に消化の悪い物を食べた後,小腸から大腸への辺りが
咳と関係しているようにも思える。


先日の自分の経緯や知人のことを併せると無関係でない気がする。
大気汚染の影響もあるだろうが、マスクを付けても、禁煙分煙が進んでも、
街で咳き込んでいる人は減る様子もない。
咳イコール空気とは限らないのではないだろうか。


サクサク、パリパリ、コッテリ、ジュワッとジューシーで
モグモグ食べる揚げ物の魅力は、なかなか止められない。
が、今や酸化油の問題に加え遺伝子組換油の危険は、
揚げ物以外にもインスタントラーメンやスナック菓子も同様だ。
ほんの一瞬の食感の快楽に、体を犠牲にするのは哀しい。

オっと、煙草の誘惑に勝てない自分は、もっと哀しいではないか⁈
お節介にも他人の食事に口を挟んでいる場合ではない。
が、デモせめて喫煙のお陰で自前だが人体実験ということで、

ひとつ気付けて良かった事に…しておこう。(苦笑)