読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。脱出!」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

おせちの料理を日常に

 

 

おせち料理を今年も作った。

が、今回は家族のことがあって分量や種類は控えめになった。
ところで、おせちの内容を見渡すと、

常備菜として食卓にあって良いなぁ重宝だなぁ、と感じるこの頃。

 

例えば“なます”。大根とニンジンを千切りにして

少々の塩揉みをして甘酢(お酢と粗糖など)とゆずの絞り汁と

皮をまぶして多めに作り置きしておく。

冬は大根も人参も甘いし特に日持ちもするから、

たくさん作って冷蔵庫へ。

毎食、生野菜サラダを作るにはお水が冷たいと感じる季節。

根性無しの私には、この一品は助かる。

更には刻み昆布等、白菜やキャベツでアレンジも…。

生の植物の酵素等や発酵した食べ物は腸に不可欠。

 

それから“田作り”。ガス台で作ると30〜40分位フライパンと

にらめっこしなくてはならない。

昔は七輪、火鉢や囲炉裏で作っていただろう。

幸いうちはストーブ派で、かれこれ40年も使い続けている

ストーブの上にフライパンを乗せ、時々かき混ぜれば、

ごまめサマたちは30〜40分後にはサックサクになっている。

そこへ、粗糖(砂糖)を入れかき混ぜた醤油をじゃじゃ〜っとかければ、

一気にしゅわしゅわ〜〜となって出来上がる。(コレハ特ニ楽しい瞬間 *▽*/ )

あとは白ごまを振りかければ完成。
これも保存が効くからたくさん作って冷蔵庫に入れ、

食事の度に箸休めとして重宝する。カルシウムも取れる。

ちなみに、ここ数年は年末にごまめを

余分に買っておくことにした。

(いざという時の保存食にもなるなぁ、と。)

 

その他にも黒豆、叩きごぼうや煮しめ、昆布巻き。

(黒豆は結婚後、実母が長年工夫した方法を差し置いて、

ほぼ失敗しない調理法をクックパッドを参考にした。

コレハ現代の利点かぁ。

昆布巻は常備菜として作るなら昆布の佃煮。)

 

江戸時代のおせち料理の品数は今よりずっと少なかったらしい。
おせち料理は元来、素朴な料理で女性の家事に閑暇をくれるもの。

賞味期限をさほど気にしたりせず雑念を省き、

また片付け等の雑用の軽減になろうか。

 

日本人の知恵が詰まった有難い、良質な栄養を含んださりげない日常食。

箸休め、間(あい)の手にもなるわけだ。

温故知新。

 

洋風料理、中華料理、等々が現代日本食の主流で、

今更言うのも憚られるが、それらは舌、味覚の楽しみは

インパクトがあって食卓を華やかに席巻しつつも、

栄養・滋養としてはお粗末だ、と思える。

 

更に、動物性タンパク質や油分が多い料理は、

後片付けの衛生を考えると案外厄介だったり、

使った油の安全性が気がかりで面倒に感じる。

素材・調達・料理・片付け・栄養滋養…と、

全体や本質を考えると、

理に適っていない、合理的ではないのではないか。

よって、作らない訳ではないが最近は、

洋風や中華を時々の楽しみとなって、

以前に比べると作らなくなった。

時代と逆行中。(笑)

 

味の奥行きを演出する箸休めのような“間(ま)を作る

日本らしい味、素朴だが素材や滋養を楽しむ

良質な料理が家庭から姿を消しかけている。

丼ぶりや、大皿一品料理、メインディッシュ、スープ、サラダと言った

短絡した構成、栄養に疑問な調味料・添加物に頼った方法が、

当然になって来ている。

 

 

漬物や佃煮等の食べ物のみならず、あらゆる物が、

人の心と体の活動から生み出されることは激減し、

物品は機械的製造となっている。

 

手間や「暇」を掛けて作る喜び、

「暇」があるからこそ時間を掛けじっくり作業を味わう、

熟成を待つ時の、そこから生まれる楽しみ、

というようなことが、できなくなっている。

“カネの利益、損得”とは無縁の、

「心の喜び」を亡くさせんとするばかりだ。

 

 

(主旨の逆となるが…)ひとことおおい私なので更に、

加えるなら、現代日本人の会話に、“間”が失われつつある。

 

 

昔の人は言葉を話す時、間があった気がする。

ゆったりおっとりしていたように思う。

 

現代の日本人は、英語教育からの影響なのか。

言論支配するマスゴミやら電子機器のせいか。

語彙量・語彙力を重視し過ぎるあまり、

まるで言葉の洪水のような社会で、

行間を読む、間を感じる能力を失いかけ、

かえって心、気持ちが伝わらなくなっている、と感じる。

 

お金と人生時間”が、引換えの現代社会にあっては、

間、余白、奥行き…が削られていく。

食もまた然り。

食物・料理と、会話・文章も繋がっているのだろう。

 

 

当方は言葉の洪水に

加勢しているタイプ、と反省しつつ…。