ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。脱出!」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

変態はたのしい

 

 

先日、いつもの朝市へ出かけ露地物としては季節外れの

無農薬のブロッコリーを見つけて買った。


冷蔵庫で数日間保存し庫内で少しづつちぎって料理にしていたが、
改めてそれを出してみたら、あちこちアオ虫たちに食べられていた。
花芽のところはかなり崩れており、
茎の間には糞がたくさん落ちている。 

アオ虫は平気だが、それでもちょっとびっくりした。

 

ひとまず食べることは諦め、
アオ虫のお住まいだったのね〜、てなわけで、
「アオ虫マンション」に見立て水を入れたプラスチック容器に、
ブロッコリーを引き続き、栽培のつもりで
台所の隅っこに置いてみた。

 

どちらかと言えば虫の観察が好きな私は、
気になる度に、約4匹いるアオ虫たちの様子を見ていた。
3日位過ぎた頃、ブロッコリーがしなびて
臭くなって来たので、(当たり前だ)
そろそろ、片付けなきゃな〜と思いつつ、
様子を見たら、アオ虫の頭の辺りが形を変え始めている。
おお〜、食欲旺盛だったから成長が早いのだろうか?

 

その臭さを我慢して、もうしばらくそっとしておいたら、
次に見た時は、1匹が臭くなったブロッコリーから離れ、
お気に入り?の場所へ移動していた。1匹がプラスチック容器の側面に
繭を出してしっかり吸着し、じっとしていたのだ。意外な早さだ。

 

更に数時間後。いつも使っているショッピングバックを手にしたら、
内側上部にもアオ虫がいることに気付いた。
繭のようなものを出し始め、変態が始まっているではないか。
あとの2匹はブロッコリーの茎の所で少し色が黒ずんで、
繭はほとんど出ておらず形だけは蛹になっている。

 

 

もう初秋。蛹に変わった彼らは、いつ成虫になるのだろうか?
観察好きのくせにアオ虫のことを知らない私は、家人に聞いた。
すると、「冬越しするかもね」との回答。

 

ところで、それぞれが各所で蛹になっていたのだが、
1匹はプラスチック容器の外側面に。

もう1匹は、ショッピングバッグの内側。

共通しているのは、石油製品だ。
アオ虫がどんな判断をしてその場所を選んだのか興味深い。
安全確保のために、一定の間は変化の少ない物質を

探す能力が具わっているのだろうか…、と考えてみたり。

 

ブロッコリーの茎にいる2匹は繭が無く

どうも乾涸びているように見える。
もう無理かと思いつつも、2匹は別のプラスチック容器の中に、
直接手で触ると酵素に影響があるか、と思って

念のため、割り箸でつまんで仲良く並べてみた。
(ミミズ体表を手で触ると酵素を壊し死んでしまうと

聞いた事があったので)

 


それにしても、どうやって移動したのか想像が難しいのは、
アオ虫マンションの位置から1m位空間の離れた
ショッピングバッグの内側上部に引っ越した、アオ虫ちゃんだ。

その彼?彼女?は行動派だ。

冬越しをするなら、いつも持ち歩いているショッピングバッグは

しばらく休みにしておこう。
知らぬ間に、行動派の彼?彼女?を
振り落としたり潰してしまっては気の毒だ。
蛹で絶命させるのは忍びない。

この冬はバッグを使わずと決め、棚の端にしずかに移動させた。

 

春を楽しみにして、蛹ちゃんたちのことは私なりに
冬越しの準備をした(つもり)だから、もう忘れていた。

 

 

昨日の午後3時頃。

台所の奥にある窓にヒラヒラ動く影がある。
大きめの蛾が窓の外にでもいるのかな?と、よく見たら、室内側で、
それはモンシロチョウだった。
明るい方へ懸命に向かおうとしている。
急いで窓を開けると、それに気付いて窓から外へふわぁぁ〜〜と出て行った。
度々、家の中に色々な虫が入ってくるからなぁ、と思いきや
どうやら蛹ちゃんの1匹のようだった。

 

ところで、どの蛹ちゃんが羽化して旅立っていったのだろうか、と。
プラスチック容器を見たら、三匹は静かにしている。
もしかして、バッグか?と確認したら、

行動派の、彼?彼女?だった。
蛹は頭部の殻が破れ、中身は空っぽになっていた。

 

ほんの短い間の出来事だったが、楽しませてもらった。
ブロッコリーは食べ切れなかったけれども、何となく満足。

 

窓から舞い出ていったモンシロチョウが、
次の命に繋がることを祈りつつ…アリガトウ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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