ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

シニョレッジ その2

 

 

先述した元官僚の自責談に対し、結論を
“「シニョレッジや回転ドア」のせいで”としたが
それはなぜか。

当方のたわいない、毎度のグチだ。

およそ想像できることだろうけれども…。

 


回転ドアについて。
政治家は概して企業経営・役員をしている。
また、党員の企業・政党支援企業・官僚天下り先企業への優遇も、
選挙や政策のためには欠かせない。
それら企業に収益となる事業を行なう図式・それらの事業に
都合の良い政策を施行することが挙げられる。
昔から一般に周知されている事。

(最近の日本では毎回落札できないよう条例や監視で

中小工事は是正されたと思うが、持回りではないか、と。

大工事は入札出来レースだろう。)

 

そして公共事業の支払いは、払う国・自治体側は

個人としては痛くも痒くもない税金が故、

事業者側のカネ回収は容易で

安全・確実だ。しかもカネたっぷり事業だから、

双方にとって(政治家・官僚と企業)、輝かしい名誉実績にまでなる。

 

特に、土木建築事業は莫大なカネが動き大きな利益となり、
政治家らとその取り巻きにとっては旨味のある事業。
だからこそ、公共事業の「やり過ぎ」がまかり通り、
自然や古くからの住環境・一般人の生活を脅かしどんどん破壊し、
各産業や巨大集合住宅や自動車、交通網全般が、

最優先の工事が行なわれてしまう。

更に、日本が食糧自給率100%や建材・エネルギーあらゆるものが

国内生産、自前になってもらっては困る多国籍企業経営兼、政治家兼の、

回転ドアスペシャリストの国際金融家にとっては、

働き者ニッポンは鴨ネギだ。

日本国土の農地をガンガン道路・住宅にし、建材用山林は荒廃させ、

すべての物資を輸入依存国でいて欲しいことだろう。

そんな回答が挙げられる。

 


加えるなら、国家あげての大事業、新幹線、高速道路、空港、

ダム、発電所等々は、国際金融家が、国家に借金(世界銀行等)させ

莫大な利子収奪が目的であると同時に、
政治家や官僚、取り巻き企業は長期安定利益のおこぼれを

頂戴する絶好のチャンスだ。
(昨今はその事業を民営化させより一層、事業の競争激化を発生させ、
国際金融家が大株主となり利益収奪の工夫を凝らしておられる模様。)

 

工事にカネをかける程に、国際金融家らへご奉公ができる政治家・官僚・企業。
カネで国際金融家との折衝を解決する国防という見方もできるから、
政治官僚企業に勧善懲悪だけを訴えるつもりはないけれども…。


かといって、カネの使い道が乱暴過ぎて、

ほとんど国土破壊と変わらない。
が、それも…、

国際金融家やクダラ系勢力の目的。

ココに ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 気付かないと、

そして白日の下に晒されないと根本解決はしない。

(いにしえの 倭国倭人ルーツを抹殺するのが目的)
それほど根深い隠蔽された事実が折り重なっている。(某氏説参考)

 


国際金融家は常に国家が債務に、

追われ脆弱・不安定であり続けることを目論んでもいる。

五輪や万博、Wサッカー等は国家や自治体を借金漬けにするけれども、

赤字でも結局は、税金で事業者は収益となり、債券で当面は補填できる。

公共イベント事業を請け負えば、国や自治体が赤字でも、
イベント事業当事者(国際金融家大株主や回転ドア企業)らは、どこ吹く風。

巨大イベント大義名分で、一般人・住民のごく普通の日常だが、

かけがえのない生活ひとつひとつは、隅に追いやられる。

かけがえのない日常を軽んじ、巨大イベントで一瞬のヒーローを
目指す事、自己顕示欲を満たすヒロイズムが、夢だとのたまうマスゴミ・狂育。

巨大イベントを幻想とも言える大義名分で説き伏せる。

デモや反対運動も巨大イベントと結局、

同じレベルの建前で、弊害になりかねない。

 

どちらにしろ、あらゆる公共事業全般が、

国際金融家政治家関連傘下とりまき企業に
確実に利益が流れるだろうことは想像に難くない。


国家自治体公共事業は彼らにとっては笑いが止まらない。
社会が不況時には尚のこと公共事業を増やし、それに群がる傘下事業者。


一般人、子どもや老人、弱い立場の者・零細事業者は

涙を飲み、身を削り、思考停止にならざるを得ない。

公共が民間へ税金の還流・バラマキを「善行」としての言い訳はあるが、
一般人・弱き立場の者にとって、その善行の痕跡は、

コンクリートアスファルト石油ジャングルが、ただただ増えるばかり。

生活環境は更に殺伐としていく。


コンクリートアスファルト石油ジャングル都市の熱さ寒さが
極端になり冷暖房も消費され、これまた電力会社は商売繁盛…。
石油輸入も・納税も増えて…。
支配層の笑いが止まらなければ、負の連鎖も止まらない。


一般人の当方が失笑してしまうのは、

狭い歩道に高価そうで不可解な彫刻が設置されていたり、
公共施設の壁や階段が大理石だったり、高速道路のどうでもいい看板に
贅沢な装飾が施されていたり、

たまにしか使わない高速道路トイレがどんどん立派になっていく…。

他にも挙げたらキリがない。


民家は以前にも増して、見かけだけはステキでも、

よく見れば空虚で冷淡なデザインの輸入材石油製品の安っぽい小屋に、

変貌劣化しているというのに…。一昔前の住宅は耐久30〜50年と言われたが、

現代の住宅は耐久20年じゃないかと…。

 

税金の恩恵を辛うじて一般人が受けるのは、
国際金融家が捏造する戦争商売からの回避と、
整備されたばかりの歩道では躓かくなる、くらいではないかな…。(苦笑)

 


(それにしても、ひたすらコンクリートで河川沿岸の護岸工事は、
日本近海の海洋資源、魚介類海藻…様々な資源を枯渇させる最最最悪の工事。
護岸工事で旨味をすする皆さん、漁業に目を向けてみて欲しい。
立場の弱い業種の首を絞めて自分だけは生き残れる、と思ったら大間違い…。
お宅の夕飯の魚が輸入遺伝子組替サーモンになって行くんだゾ〜〜〜っ!!)
日本の美味しいワカメや海苔も食べられなくなってしまうんだよ〜〜〜〜〜っ!!)
子ども達に、まともな食べ物や美しい風景を与えられなくなるんだよっ!!バカ~~~)

 

 

税金が不透明この上ない使われ方をしているが、そのカネの流れを解る範囲で
図式として、一般人の日常生活で意識するのが肝要だと思われる。
日々の暮らしの中で自身の収入と消費が

「汚染脳された情報の中での生活感の収入と消費」ではなく、
己の声に耳を傾け家族の心身を思いやり、納得できる、筋の通った、良心のある…

「生物・生命体として全うな判断による収入と消費」、

そうした生活感にしていくことではないだろうか、と。
社会を根底から変容させるのに、唯一残された方法、と思われる。

 

 


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シニョレッジについて。

古くは金銀銅鉛錫などを使い、国王やら朝廷が発行していた。

単純な言い方だが、それら金属の実質価値と名目価値の落差が

シニョレッジとなり国の利益として、

支配層の経費となっていた訳であるが。

 

昨今のオカネは一片の紙に印刷である。
(1万円札は原価20円 日本銀行株式会社発行)
(1円玉は原価約1.5〜1.2円…原価割れ。金属貨幣だけは政府発行)
そして今や、電子上の数字で管理する貨幣価値は、
記号化でその価値は、更なる複雑怪奇の時代。


現代、中央銀行は株式会社で日本の場合は政府株55%、個人所有株45%。
株所有者を公表しないという、上手いこと作られた隠れ蓑ルールで
一般人私たちは疑問も持たず、気付きもしない。が、
実質は国際金融家大株主の私有会社に違いない。

私有銀行会社である意義は、国家権力を監視するためと言われている。
が、口実としか思えない。
話は飛ぶが稀有な例として、JFケネディ氏が
政府紙幣(グリーンドル)を発行した。
その頃USAは好景気で、アメリカンドリームと呼ばれた時代。
それは彼のひとつの実績だった、と当方は理解している。
貨幣を政府発行へ移行しようと、それに着手した直後に、
暗殺されたのが真相だとも言われている。

資本主義社会での政府発行貨幣の場合、
私有株式会社の中央銀行の監視が不要であろうことを
短期だがケネディ氏はわずかにでも証し、意義深い足跡を残したと思われる。

 

その他、USAはFRB設立の経緯にも更なるビックリ狡猾隠蔽ドラマ
タイタニック号にその真相アリ_ネット上に散見する話)が
あったそうで。まあ、それはさておき。


金本位体制から1973年変動相場制になりその価値は各国の
輸出入の手腕で左右されるようになった訳だが、
(国際金融家所有の多国籍企業に好都合な貿易が前提)

紙切れ・電子マネーに価値を持たせ維持するために、
経済発展国と途上国の貿易格差拡大、低賃金過剰労働、大量生産・過剰消費、
地球資源確保の乱開発や過剰な新技術、生産性の虚構化。
(ケイタイ・ネット・ゲーム・ギャンブル等
仮想ゆえ、物理的生産と消費との均衡が崩壊)、
経済活動が激化。単一品粗製乱造・悪質化劣化と言えるだろう。

言うまでもなくゴミ増加。

 

その活動は、18世紀後半(明治以降)を端緒に、20世紀後半には
人間の奴隷家畜化・自然環境破壊が急加速した。
しかもそれはマスゴミや狂育の喧伝で無自覚・無抵抗。
いや倒錯され家畜奴隷化・自然破壊は礼賛とさえなってしまった。

地球からの無償の自然・資源に犠牲を払わせ、環境破壊。
不満ストレスを抱えようとも、人生・生活を
捨てる訳にはいかない99%の一般人。

 

 

ひとつの結論として単純な話、物々交換社会になればいい。
シニョレッジのない、等価交換による経済活動は、

人工物の余剰・過剰が発生しない。
自然の犠牲や人間の精神的苦痛もなく、あくどい商魂も起きないだろう。

 

数年前、ロシアと中東で天然ガスと食糧の物々交換が行われていると知った。

 

物々交換の不便さから、便利さを追求して、
貨幣が発生したという言説は国際金融家支配層の詭弁だ。
古くは暴力や脅迫・戦乱による国家発生の有史以降(狂育的言説の歴史)、
支配層の生活・人生が、シニョレッジ無しでは成り立たない、

彼らのご事情は、普遍で負担だ。(大衆の依存心理が依存者を創出)

 

カネの存在しなかった太古や中世の小国、
カネの流通がごく少なかった社会(米が年貢の江戸期まで)、

その世界観の安寧・平等・自由・幸福感は、
カネの便利さには、替え難いものだったと思われる。

 

だからこそ支配層にとって、物々交換社会の実現に向けた、
良心的な創意工夫、カネ社会を終焉させ、
生物としての心身の感覚や自然重視の未来社会の構想など論外であろう。

カネ不要な社会など「想像外ダ!ゼッタイアリ得ナイ事!」を前提とする
マスゴミ・狂育による汚染脳に、支配層は知恵と工夫を惜しまない。
彼らにとっては、それも安泰の今は、ゲーム感覚であるのだから…。

 

支配側には被支配側一般人の物理面や精神面の依存性が重要で、

共依存の関係を保つ事でもある。

利己的で受動的・無自覚で、鈍感。それが優等生(愚民)だ。

貯金・保険・保障・不動産・権威権力・地位・有名名誉、
それらが大好きで執着でき、内省のないこと、感受性が鈍いこと。
対価労働(献身奉仕の精神無しの受動的な労働)以外は無関心。
自己顕示欲が強く上下・勝敗の差別的な短絡思考が得手なこと。
情緒・感情・理性・本能・身体能力の攪乱と排除。
想像力創造性遊び心の喪失、貪食で脳内化学反応で満足できること。
疑問を持って本質は何かを考えよう見ようとしない、
インプットだけ得意な一定期間の記憶力だけを偏重する思考停止。

自然への感受性の鈍化、自然への畏怖畏敬の喪失。

(遺伝子組替・F1種・外来種を見て自然美と感じたり、

口にして旨いと感じてしまう偽感性も含む)

 …マスゴミと狂育がそうした人間を増やし続ける。

 

だが相反して、紙や記号であるカネの価値も、
地球の天然資源と共に、とどのつまり
心身が正常に働き、精鋭できる人間の

物理次元で造作したもののみが、

普遍的な価値を生み出す。

だから人口削減の発想になってしまうのだろう。

やれやれ。

 

 

支配層死守必需のシニョレッジが存在しなければ、
99%の一般人は人生大半を占める金銭による心配・不安・恐怖、
過度な自己顕示欲や自尊心によるピラミッド型競争社会、
あらゆる精神を汚す意識も発生しないであろう。
一般人が能動的な意識になり、
「カネによる支配層が唱える安心安全幸福は要らなかった」と気付けば、
いとも簡単に人間は、意識の汚れが落ちるのではないか、と感じる。


愚民として人生を送るためにこの世に生まれてきたのではない。
深いところの潜在意識はそれを知っているからこそ、
メディア汚染脳と潜在意識の摩擦で、
万人に苦悩が次々と起こるとも言えるだろうか。


企業・組織の偽善・偽言説を看破し、しがらみに見切りを付け、
自らの意志で真実や事実を知り学び実践し、
能動的に発信する人が増えれば、カネカネ教は瓦解し、
自然の犠牲・環境破壊も、ほぼ起きなくなるという話デシタ。