ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

ウィルス騒動を逆手に(8)1/2  マスコミコロナ禍で_再度_種苗法改悪の最終審議。世界中の市民が拒絶したBエル&Mサントの__ドル箱__日本。

 

偽ユダたちから、

日本は、ゴミ捨て場と呼ばれているそうで。

 

 

 

プロピルアルコール・寄生虫・ガン説の続きをと思っていたのですが、

取り急ぎ、変更して種苗法の改悪について

現在の参議院中継の動画を添付し、少々加筆。

下記内容、ウィルス騒動の逆手の逆手デス。

 

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11月中の農林水産委員会の動画掲載と4月に記した内容に加え、

江戸社会の日本は、心から植物を愛で尊ぶ豊かな国民であったこと。

欧州人が日本の美し過ぎる園芸の数々に魅了されたこと。

 

日本の多種の植物を大量に、

訪日欧州人は二束三文で買い漁り、

あるいはタダでもらったりして

自国に持ち帰ったこと。(関税も何もない訳で)

イギリス人のプラントハンターは自国で大儲けしたのだろう。

 

江戸時代の日本人はそんなこと咎めることもなく、気にもしないほど

純朴で優しかった・・・。

(ユダキリ・キリスト教的思想・思考が蔓延る前の時代は。)

 

そうした内容が記されている「逝きし世の面影」(458頁〜)下部に転載。

 

 

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2020/11/26

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2020/11/24

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2020/11/12

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ウィルス騒動で審議が延期された種苗法をこっそり改定(改悪)案

11月17〜18日、衆議院 可決されたとのこと。

昨日、今日、参議院 農林水産委員会で審議中。

 

 

また盛り上がりを見せている最新型コロナウィルス騒動に紛れて、

種苗法をこっそり改定(改悪)案

また、です。

 

国民はウィルス騒ぎで目逸らしされ、最重要法案を可決させようと。

またC|Aからの指図ですか。。。

 

金澤さんは誰かに脅されているのでしょうか?

委員会で必死の説明が不自然で。

利益利益とお金を優先する政治家や官僚の答弁には、やはり

背後から操られているのか、と疑いたくなります。

結局、国民のためにらないのですから。

バイエル&モンサントのために日本を劣化させようとする政治家や官僚。

選民状態の役職の人間は、お高い安心有機野菜、高級食材で

生活が回せるから、そんな法案、関係ないってことでしょうカネ。

 

政治家や役人自分たちの給料のためには国際金融家支配の

バイエルやモンサントに尻尾を振った方がお得なのでしょう。

バイエルで新型コロナウィルス騒動で活躍している

ByBゲイツ資金がたっぷり投入されていそうな国際免疫センター忽那医師が

講演したりしてます。変な繋がりがあるのでしょうか。

 

最も尊ばなくてはならない、日本の本物の農家や酪農家の皆様を

疎んじ粗末にした法案には、呆れるしかないです。ともかく。

 

お天道様は見ていることは真実ですから、

全ては良いことになることを祈るばかりです。

 

 

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(2020年4月25日記事を再掲)

 

 

遺伝子組換えで有名なUSA化学企業モンサント

現在は汚名が広がりバイエル製薬の関連会社が

その特許を持っています。

世界中の国々で俗称〝モンサント法〟は

全て拒否された法案。

それを日本では、〝バイエル&モンサント法〟に

化けて、可決させようとしているのです。

 

 

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*(ダイジェスト版)ですが、

当方は決して、広告の意図はありません。

テロップの改正という文字も止めて欲しいですね。

 

この動画で司会の神保哲生氏がはじめに伝えている


「国会、百年の計で

 最大の目玉になっていなくてはいけない問題」

との言葉が、身につまされます。

 

山田正彦氏 元農水大臣の警鐘が、全ての日本人の耳に届き、

行動を始めることを心から思います。

 

 

新型コロナウィルス騒動は、

この種苗法 改定案を可決させるための、

全国民への目隠し茶番劇である、と断言したくなります。

この改定(改悪)案が、

欧州貴族や国際金融家にとって、
日本 破壊 の本命案という訳です。

 


2011年10月TPPへの参加反対を首相官邸で訴えたとき、
「1167万人」分の反対署名を提出。
全 国会議員ほぼ半数356名の賛同を集めたそうです。

 


十年前までの
日本人のパワーが今や、風前の灯火です。

かつ、各地での集会、署名活動をさせないための

インチキ3密というプロパガンダと言えます。

 

「ある医師の衝撃的なお話」

この動画もお時間がある時に、ぜひご覧ください。

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あらゆる死亡診断書を新型コロナウィルスが関与したことを

記すよう通達が・・・。

 

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日本のマスコミ報道の感染者数字も、

(世界各国の捏造数字の感染者数と比較しながら)

新型コロナウィルス 恐怖心を盛り上げ、

この騒動に関心事を釘付けにし、

種苗法の改定案に対し、

国民による反対運動を避けるためのプロパガンダ

繰り返しますが、

 

世界中の国で拒否された

俗称〝モンサント法〟

日本だけには、種苗法改定案を

可決させようとする

偽ユダ本命の法案

あることを物語っています。

 

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(ワタシは携帯電話を憎んでいます。〜〜;

思考停止に拍車を掛けることや、ミツバチが激減したことを感じるので。)

安倍氏の背後が複雑怪奇で批判は微妙で、今のところ横に置きまして。。。)

 


【農協の研究】参考までに:https://tanken.com/nokyo.html

 


農協について詳細を書く知識はないのですが、

それでも、戦前戦後、日本が、国際金融家らに対して

攻防をしてきた最重要の食を守る組織と言えます。(自民党の不動票だった)

 

私たちの日々の安全な食卓がギリギリ確保されてきたのは、

農協関連団体が一枚岩となって、妥協点を模索しながら、

国民我々の命を守ってくれたと言っても

過言ではないかも知れないです。

 

欧州勢・国際金融家資本の

種苗企業の特許まみれの種子が採れないF1種

欧州勢・国際金融家資本が

戦争で毒殺のために作った薬品が由来の農薬

悪魔モンサントラウンドアップ

成長ホルモン分泌を阻害する=除草剤(ベトナム戦争枯葉剤

多国籍企業・大企業の

産業廃棄物が原料の化学肥料

借金地獄へと誘う農業支援補助金を。。。

 

様々に組織の体力を作るのに悪徳な部分もあるとは思うのですが。。。

防波堤のため、国防のため、偽ユダらの悪徳商品を買う

上顧客にならざるを得なかった農協は、

偽ユダ悪徳企業の悪意をあの手この手で交わしてきた、と思うのです。

 

 

話は飛躍しますが、全国の農家が支えてきた気骨のある組織に、

工作員のような怪しい人物が紛れ込んでも、

日本人の本気さが怖いのでしょう。

 

結果的に、偽ユダ勢は、農協を内部から壊すより、

さっさと法案改定をパペット安倍氏のうちに

やってしまえ!という

策謀が、今回の新型コロナウィルス騒動とセットの

種苗法 改定と推測しています。

 

 

オーガニックブームが良い面もあるけれども、悲しいかな

農業が盛んだった戦前からの母体・農協という組織、

その一枚岩が脆くなったとも言えます。

近年には幾度もの自然災害や、

マスコミで、年配者・老人をバッシングしたり、

浮ついたチャラチャラした世相、風潮・・・

成功、有名、地位名誉・権威権力の幻想をマスコミが作り上げ、

重労働と薄利の農業・漁業・林業・畜産業では、世代交代もできず、

署名活動で人数を集める力をも失っている現状。

ウィルス騒動で帰省させないことさえもプロパガンダで、

そうした意図が込められている気がしてなりません。

 

長い間の農協批判と、オーガニックブーム、金銭的成功を目指すことも

全て結局は、

偽ユダ企業を召喚することになってしまったとも言えます。

奥底の闇に目を向けて来なかった、

日本人のうぶさが痛々しいです。

 


〝バ イ エ ル ク ロ ッ ク サ イ エ ン ス 〟と

〝日 本 モ ン サ ン ト〟が大いばりで、

遺伝子組換え商品を

日本に撒き散らす算段そこに邪魔をする者には、

何億円もの賠償金を請求できてしまう法律。

現在の法律改正の数々は日本を、人間を、破壊するためです。

 


あり得ないです。

 

 

自然界を冒涜する悪魔の組織に、

日本人が利用され、

使い捨てのオモチャにされかけているのです。

 

「育てる」ということに、営利を追求する企業は、
不要でしょう。命を育てるのに、損得が絡めば命は消えるでしょう。

 


故デビットロックフェラーさんが、

日本の自家採取種を研究し保存活動を

されている方のところへ

直接電話をかけてきたという話を

講演会で聞きました。

どれほど、偽ユダらは

日本の植物全般・

日本の農業を

収奪・破壊したいか、ということでしょう。

 

 

そして、一体、誰が初めに、
種苗法・改定案(改悪案)を言い出したのか!!!???
法案に対して、誰が言い出したのか?の責任の所在がないこと自体、
民主主義でないです。
責任も取るつもりがない輩が政治を動かしている・・・。
USAが所有する広尾の

山王ホ○ルでC|Aに
命令されて、政治が動かされている日本。

 

国会は茶番劇の舞台。

毎度、同じことをブツブツ言ってしまいます。

奴らも同じパターンしかないから。(呆)


志村けんが死んだ病院、

国立国際医療センターの部局、

国際感染症センターの忽那という医師が、

バイエル薬品の講演会の演者を何度もやっているようで。

こうした医療関係者は、偽ユダらに日本を二束三文で

売り渡そうとしているのでしょうか。


日本人だけでなく、アジア人やアフリカやアラブの人にさえも

泥を塗ろうとしている・・・。

有色人種を排他・削減するための、農業へと舵を切りたいのですから。

 

国連やWHOの表側の善良そうな条約は白人用で、

裏側の悪徳商売を支援する条約は有色人種削減用と、私たちは

理解する必要があります。

 

出世欲の病気に罹った医療陣営に、人の命は救えないでしょう。

新型コロナウィルスが単なるインフルエンザのようなレベルの病に

マスゴミがここまでの騒動にするには、

それほど、この法案の改定の是非が重要であり、

日本という国の大地に、

目には見えないけれども広げてきた偉大な根っこを

ズタズタに切り裂こうとするのが 

種苗法 改定案、と私は思っています。

 


施行の前後、始めには、

悪意の法律ではないような説明をしていても、

年度のごとに〝自家採種、自家増殖できない植物品目〟がどんどん増えて行き、

農家は全て苗を買わなくてはならなくなり、自家採種した種で、

登録品目を栽培しようものなら、その特許を持っていると主張する

大企業から巨額の賠償請求をされるのでしょう。

一般の農家はやっていけなくなるのです。

消費者の立場から見ると、

今まで、20円〜300円前後で購入できていた日本で育った野菜は、

やがて消えて行き、食べられ無くなり・・・、

安価であるとしても

農薬、輸入されたポストハーベストたっぷりのものしか市場にない、

劣化食材しか流通しない、健全な食材が食べられなくなる

可能性があるのです。

その選択は、正に今すぐなのです。(涙)

 

日本のまともな野菜が、1000円〜状態もあり得るのです。

安全な牛豚鶏は高嶺の花になる。

多国籍企業や大企業が動物の命を薬品漬けにし、

残酷に生産する肉類や添加物てんこ盛りのタンパク質しか

手の届かない状況を望みますか?

 

 

輸入バナナの皮の臭さ、輸入オレンジやグレープフルーツの不気味な皮。

プランテーション農業の現場の人たち、そして果物には罪はないですが、

輸出させ利益を収奪したい、人口削減したい

欧州貴族・国際金融家の悪意、罪、その計算高さは計り知れないです。

どれだけ、不徳を積んで利益を得たいのか。

そりゃ、あの世で永久地獄より、

悪事と享楽でこの世の不死身になりたいでしょう。

そのためのAIロボット社会でしょう。

まともな人間の魂を食い尽くそうとする偽ユダ勢力。


今すぐ、一億一千万人の日本国民が気が付かないと、

今まで頂いてきた安心できる、美味しいお米、野菜、あらゆる食材が、

手に入らなくなるのです。

資金源が潤沢の多国籍企業・大企業しか農業ができなくなって、

性ホルモン注射漬けでズタズタにされた、

牛さん豚さん鶏さんのお肉しか食べられなくなる・・・。

(性ホルモンで幼児から生理が来たりという怖い薬デス)

冷凍輸入魚しか買えなくなる・・・・。

そんなの悲し過ぎませんか。

 

150年前の日本人の体力の強靭さに訪日欧州勢が驚嘆したのです。

が、それが嘘のような今の日本の若者たちです。

顔色が悪く覇気がなく。。。骨折・成人病・アレルギー・精神疾患・・。

コンビニやファストフード、インスタント、冷凍食、レトルト・・・

大企業の偽食品・輸入食材の恐ろしさです。

 

日本の農家や畜産、漁業の現場の方々が、GHQに始まり

C|Aが命令してくる日本の法律、逆境の日本で、

どれほど歯を食いしばって努力して来られたか。

今日まで、毎日、

安全な食を頂けていることに、

改めて感謝したく思います。



現在は、マスコミに登場したくて仕方がない自己顕示欲Maxの

在日帰化さんたちのための、煮ても焼いても食えない

茶番劇場・偽日本の国会です。(苦笑)

それにしても、食べ物は全ての人にとって最も身近な生活のことだから、

種苗法改定を反対するのは、人として当然のこと。

 

どこの出身とか地位名誉は関係ないことです。

金持ちだからと言って、安全で滋養のある食にありつけることは

近い将来、無くなってしまうかもしれません。

権威権力者や有名著名人や富豪家は

何でもかんでもカネ・カネ・カネで、オーガニック風の

汚染が少ない農地、農作物・水産物・畜産物を手に入れ、

利己保身を目指せばいいですが、

種苗法の改定(改悪)によって、地球の気候激変動、天変地異で、

手に入らなく可能性大でしょう。

?地底世界で食物が手に入るのか?

 

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大衆ワレワレはともかく、

物々交換の道へ

突き進みませんかぁ〜?!

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「逝きし世の面影」渡辺京二著(平凡ライブラリー)
(458頁~)

 中尾佐助によれば、世界の花卉園芸文化の第一次センターは西アジアと中国で、日本のそれは中国に由来する第二次センターだとのことだが、江戸時代にはすでに中国と言う第一次センターを凌駕し、おなじく第二次センターである西欧よりはるかに進んでいたという。つまり「江文化の戸期の日本の花卉園芸文化は全世界の花卉文化の中でもっとも特色のある輝かしい一時期であ」った。花卉文化が大衆の勘化する花文化が発展し、花卉の同好団体が多く誕生し、植木屋、庭師といった花卉園芸の専門業者が出現し、園芸書の出版がはじまった」のは、世界にさきがけて日本においてだったのである。椿と桜の品種改良は早くも室町時代に始まり、徳川期に入ると椿は欧州に紹介されて評判をとり、桜は四、五百品目、梅は二百品種の多きに達した。
 世界的に見てもこのように「高木性の花木が大改良された例は見あたらない」と中尾しは述べている。そういう江戸期の輝かしい花卉文化は、ケンベル、ツェンベリ、ジーボルトなどの紹介でひろく世界に知られていた。
 フォーチュンはその評判にひかれて、1860(万延元)年から翌年にかけて日本を訪れた英国のプラントハンターである。彼の目的は「ヨーロッパに知られていない、観賞用ならびに有用な樹木あるいは植物の品種」を収集することにあった。彼らそのために訪れたのは、主として江戸郊外の団子坂と染井である。いずれも当時名だたる園芸センターだった。染井について彼はこう書いている。「公園のような景観、木々や庭園の数々、きれいに刈り込まれた生け垣が次々と続いた。そしてついにつき添いの役人が、染井村に着いたと知らせてくれた。この地域はまるごと育樹園で覆われている。一マイル以上続く」直線道路にそって、その育樹園は並んでいるのだ。私はかつて世界のいかなる地域においても、これほど多数の植物が売り物として栽培されているのを見たことはない。
 育樹園はそれぞれ三、四エーカーの土地を占め、管理はゆき届き、鉢植えや露地植えの数千の植物を保有している。こういった育樹園はおおむね特徴をともにしているので、ひとつの有様を述べれば、他のすべてを説明したことになる」。
 彼は団子坂と染井で、ヨーロッパに知られていない高度な園芸植物をふんだんに見出し、そのすべてを買い込んだ。彼にとって日本は、文字どおり宝の山だったのだ。しかし彼の収集は団子坂と染井に限られたのではない。江戸中の植木屋が彼の滞在する英国公使館に珍種を持ちこむようになったし、神奈川宿方面においても彼は、日本人助手を雇って近郊の寺院や農村で見出される珍種の収集に怠りなかった。
 もともと彼はロンドンの王立園芸協会から、園芸植物収集のため中国に派遣され、そこから母国へ数々の未知の品種を送り出したのだが、世界中の未知の花卉類を母国ひいては欧州のコレクションにもたらすことに、異常ともいえる使命感をもっていた。彼は日本訪問の第一歩を長崎で印した。長崎郊外には二度目の来日を果たしたジーボルトが住んでいて、彼はさっそく表敬がてら、ジーボルトの植物園を偵察したのだが、
ジーボルトの長男アレクサンダーによれば、彼は「父の留守に」やって来て、「許可を受けずに、新しいすべての植物の枝を折り花を摘みとった」。ジーボルトは「そういう行為に利己的な学問上の争いの気配を感じて、すっかり興奮してしまった」という。もちろんフォーチュンは、〝Edo and Peking〟中に、そんなことは一行も書いていない。1860年度に彼が調査し、〝荒らしまわった〟(ransack)のは秋と冬の日本の植生だった。しかしこのプラントハンターの執念は翌1861年の春、この国を再訪させずにはおかなかった。こんどは春と夏の植生を観察しようというのである。当時、江戸市中へ入れるのは条約国の外交官に限られていた。
 1860年に彼が江戸に滞在できたのは、オールコックの客として招かれたからである。
しかしそのオールコックは、マイケル・モス事件で香港に召還されて当地にいない。公使代理をつとめるマイバラ(Fredrick Gerhard Myburgh 1836~68)に頭を下げたくなかった彼は、アメリカ行使ハリスの好意にすがった。ハリスは大歓迎で、おかげで江戸入りがかなったフォーチュンは、五月の染井と団子坂に対面することができた。
 「染井の庭園は、秋頃とはまったく異なった装いをみせていた。それらは夏の衣を身につけていたのだ。木々は葉で覆われ、花をつける種類の灌木や草木類は花盛りだった」。彼は団子坂でも染井でも、去年見ることのできなかった珍種を見つけ出し、片っ端から買い求めた。
「あらゆる隅々が調べ尽くされた」のである。中尾佐助によれば、このようにして彼によって英国へもたらされた品種は、たとえばアオキの雄木がありクリンソウがある。
「ヨーロッパの庭園には斑入りの庭木はほとんどなかったが、ただアオキだけは斑入りがすでにヨーロッパに入っていた。ところが雄の木がなかったので、実をつけることがなかった。彼が日本から雄のアオキを導入したので、ヨーロッパ庭園の斑入りのアオキも、秋冬に赤い実が見られるようになった」。またクリンソウは大型サクラソウであるが、フォーチュンによる移入以後、英国でもてはやされ、いろいろな品種が生まれていまでは日本へ逆輸入されているという。しかし英国臣民たるフォーチュンのアメリカ公使館滞在は物議を呼んだ。
 マイバラは書信をよせて即時江戸退去を要求し、彼はそれに従うしかなかった。もっとも彼はほしいものは十分手に入れていたので、いわば金持ち喧嘩せずの心境だったのである。ただし、マイバラへの返信でいや味だけはたっぷり言っている。
 川添登によれば、フォーチュンの「訪れたのは団子坂から染井までであり、その背後の巣鴨では、植木・花卉の栽培が、さらに広大な地域にわたって展開しているのを知らなかった。染井・巣鴨は、花卉・植木栽培の文字通り、世界最大のセンターだったのである」。徳川期の花卉栽培文化が当時の世界をリードした淵源は、川添によると、大名や旗本の屋敷あるいは寺社に庭園が設けられたことにあったらしい。江戸には、大名屋敷に付随する庭園だけでも千を数え、そのうち後楽園、六義園クラスのものが三百あったという。
 リンダウが「数多くの公園や庭園がこの江戸を埋め尽くしているので、遠くから見ると、無限に広がる一つの公園の感を与えてくれる」と言ったのも、思えばもっともな話だ。庭園はむろん観賞用植物を必要とする、その必要にこたえて江戸北郊に園芸センターが展開したのは先述の通りだ。江戸の花卉文化は先述の吉宗将軍の事例もふくめて、武士階級のリードするところだった。
 第一、武士は閑だった。大久保のつつじが染井のそれを抜いて名を売ったのも、同地の鉄砲同心たちが閑にまかせてその栽培に精出した結果だというし、有名な肥後六花を生み出したのも、細川藩士が結成した花連である。
 一方、寺社の貢献も無視できない。フォーチュンは神奈川周辺で珍種をあさるさい、標的をお寺に定めた。彼が念願のアスナロの種子を採集できたのも、そういう寺のひとつにおいてだった。

 

 

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*11/27 加筆