今日、ふと自分の心の機微で気が付いたことがあったので
忘れないよう書き留めておこう。
(メモ:飼い猫の母性愛発揮ぶりを見て、当方事情と重ね思ったこと。
居ないなら居ないなりに…楽しむコツ)
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豊かさをとは何か。
それは自分にとって負の事柄、受け入れ難い様々なことを
受け容れられるよう、認められるように、
負を生活の中で創意工夫、あるいは心の努力をして、
楽しめるようになることが、
「心の豊かさ」になっていくのだなぁと思った。
決して、自分に都合の良いこと、望むもの、好きなもの、気に入る何かを
努力し寄せ集め、手に入れたとしても、心が豊かになることはない。
ただ欲求を満たすだけだ。
それはまたいずれ飽きるだけである。
「負」の事柄について創意工夫の努力をすることで、
「心の豊かさ」、満足感、充足感が生まれ、自身の財産になり、自信になり
壊れることも、奪われることもないのである。
優越感、劣等感、競争心、妬み、嫉妬や焦燥感はなくなる。
“こんなふうだったからあんなふうにはなりたくない。”
“あんなふうにはなりたくないからこうしよう。”
“こんな自分はいやだからあんな人間になりたい。”
というムダな葛藤は消えていくのである。
つまり感情の振り子現象、(感情運動の同じ繰返し)は
無くなるから、心が自在になっていく。
それは、心が安定し穏やかになり、中庸の心、
揺るぎない理性、客観性、公平の視点が生まれる「種」になるのである。
それが「豊かさ」の始まり。