ただいま日記

洗脳社会〟の手法を「知って。気付いて。脱出!」 自分に帰ろう。今に戻ろう。

「日本人の意識構造」  会田雄次著 …某サイトの当方読後評の転載

…某サイトの当方の読後評の転載

 

「日本人の意識構造」 会田雄次著 (講談社新書)

本書と共に、「逝きし世の面影」渡辺京二著(平凡ライブラリー)を読むと
(順序は、本書を先に読んだ方が良いと思います)、
日本人の本質が見えてくる気がします。


あるいは、欧州勢力によるプロパガンダである日本自虐史観から、
脱却できるかもしれません。学生の頃(ん十年前)、たまたま本屋さんで出会い、
この書を読みましたが、今でも、内容が心に刻まれています。
本質的な観点で日本人を捉えているからこそ、記憶に残っているのでしょう。
欧州は階級社会が顕著で、階級が変化することはないが、
日本は一般的な例えだが、戦国時代の豊臣秀吉を挙げ、家系も含め社会の上位へも
刷新される可能性がある柔軟な社会構造、社会認識であることが記されていました。
日本は平等感のある国だ、とこの書で客観的で尊い日本観に気付かされました。
ただし、本書は明治からの西洋礼賛を肯定した上で、論理展開がなされています。

最近になって様々なことを知り得て
明治維新から「文明退化」だと私は考えるようになりました。よって、
現在は本書のすべてを賛意できる訳ではありませんが、充分参考にはなります。

本書に書かれている内容ではありませんが、
例えば、明治政府は意図的に士農工商という言葉を波及させたということ。
江戸時代にはほとんど使っていない言葉でした。
あるいは「競争」という熟語も明治政府の造語です。
明治期に、江戸社会の素晴らしさを否定する喧伝のために
差別社会だったような教育がなされ、
軍事国家に進むため「競争」も喧伝したのです。
江戸社会は武士も町人も一緒に趣味の会を嗜むような
生活環境だったことも最近になって知りました。
江戸社会は識字率が世界一でした。明治になって識字率が下落したのです。
あるいは、江戸には市民フォーラムのような「講」というシステムがあって、
様々な問題解決や市民のアイデアを反映できる
社会活動が自由にできていたのですが、
明治になって大久保利通はその有意義な機能を廃止させました。

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(鎖国になったのは中世の日本人奴隷被害の実態、仏教破壊、
欧州勢による植民地化の謀略を阻止する為というのが真相。
アフリカやアメリカ大陸の被害は伝えるのに、
日本人奴隷被害は学校教育やドラマ映画小説では決して伝えません。
それはなぜでしょうか?考えてみてください。)
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江戸時代末。
戦争がない約250年。鎖国が生み出したものは…。

すべての日本人は幸福感がみなぎっていました。
子どもを滅多に叱らず溺愛するようにして
愛情をたっぷり注ぎ子育てをした江戸時代までの日本人。
愛情深く子育てをする日本人は、自ずと優しく礼節を身に付けていました。
いつも親切で微笑みがあり優しさに溢れていた日本人。
家には鍵などありませんでした。犯罪などほとんど起こらない社会だったから。
庭先に梟が住みつき、人間の子守を鵲(カササギ)がしてくれていたお伽噺のような、
でも本当にこの日本にあった美しい世界。
日本ほど自然や人々の心が美しい国を見たことはない…と絶賛する
幕末訪日欧州人の伝聞集「逝きし世の面影」は、かつての本物の日本を伝えています。

欧州権力から明治政府首脳陣は資金提供を受け
戦争社会になって以降、日本は軍事国家に姿を変え、
明治~昭和初期の日本人は勤勉労働と貧困、暴力的教育で心が傷めつけられました。
戦争が繰り返され国民の生活は不安定になりました。それらの
向けどころのない憎しみや悲しみ苦しみにもがき、
子育ても厳格になり、体罰を肯定する教育へと堕落し
犯罪も増え疑心暗鬼な社会へと変わっていったのです。
戦後はアメリカの言いなりになって更に日本人の心が荒廃してしまいました。
効率化や合理性という理論は、つまり欧州支配層にとって
利益になるご都合論(怠惰と横着)であることを
日本人は認識する必要があります。

現代日本人はアメリカ&(欧州権力)が制御するマスコミや学校教育で
日々洗脳され、疲弊してしまった状況です。
昔の本物の日本人の姿と、今の荒廃してしまった"偽"日本とのギャップを知る上で、
会田雄次氏著「日本人の意識構造」も良きガイドだと私は思っています。